解離性同一性障害

n1.png「なんかぁ、頭ぁ痛いぃ」

c1.png「頭痛いの、どの辺?」

n1.png「何ぃ?なんかぁ、聞こえないよぉ、怖い〜」

c1.png「どんな風に頭が痛いのって聞いたの」

n3.png「・・・・・・・・・・・・うぅ」

c1.png「なや美ちゃん?」

n3.png「ここどこぉ。いた美ちゃん怖いよ、ママぁ」


ぶるどくたーによるミニ講座
b1.png「交代人格には名前があることも多いな」

二重人格、多重人格というのは昔から人々の興味をひきつけるもので、小説や映画、特にホラー、サスペンス、ミステリーといったジャンルでは重宝されてて例を挙げるのには事欠かないもんだ。けどな、実際は全然違うんだよ。無目的に凶暴な人格が出現するんではない。むしろ、トラウマを持った人格が主人格から切り離されることが最初のはずだから、実際には深い悲しみを持っていたり、臆病だったり、とても傷ついている人格が現れることのほうが多いわけだ。その上で、その人格自体が激しい怒りを持つか、それともさらに怒りを担う人格が現れるかといった感じなんじゃなかろうか。その他、幼い子どもの人格や、異性人格、冷静で客観的な人格なんかが代表的かな。
しかしな、解離性同一性障害は医原性(医療行為に原因がある)の問題も追及されているんであまり適当なことは言えないな。上記のように、複数の人格を認めた上で治療をしてしまうから、それぞれの人格がより固定化されるんじゃないかと言う意見がある。だから、「それでもあなたは一人だよね」という姿勢で向き合う方がいいんじゃないかって意見もあるわけだ。
なんとも言い難いが、これぞ『精神』という未開の領域に携わる難しさという感じはするよな。
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この記事へのコメント
私の中には、20人以上の人格がいます。

小さい頃、何度も性虐待がありました。それからフラッシュバックを経験しました。

最近まで、人の記憶が繋がってるとは知らなかったんです。

私は、常に欠陥品であることを感じていて、記憶は途切れるもので 1日が終わり、眠って次の日になるとその件に関わった他の人格に記憶を振り分けられるという感覚があり、それが普通だと思っていました。

頭の中で声したり、自分のした行動なのに数分前〜ひどい時は、数時間記憶がなくなる時もあります。まるで、空間移動してるような感じです…。

そして、自分と相手の距離がわからなくなる、まるでロボットみたいに動いてる自分に嫌悪感を感じたり。

また、ある時には他の人格が、わたしは○○というの…よろしくね…などと自己紹介されたりすることもあります。主人格の○○を殺しにいく…などと怖い話も他の人格からきいたりしました。

これを 医者に説明しても、なかなか理解してもらえず…ノイローゼ、妄想扱いされました。

やはり、多重を理解してもらうのは難しいのだと痛感させられました。

Posted by あや at 2011年11月10日 12:38
「人の記憶が繋がってるとは知らなかった」という表現には、なるほど!と思わされました。
通常、人の記憶は一日まるごとその人のものですが、解離性同一性障害の方にとっての記憶とは、断片的であることが当たり前なんですね。
解離性同一性障害自体を理解するのは本当に難しいです。もっと勉強したり、当事者の方達から教えてもらわなきゃならないと改めて思いました。
書き込みありがとうございました。
Posted by モンキークリニック所長 at 2011年11月14日 23:47
始めてコメントさせていただきます。

現在大学の一年生の僕ですが、今年の九月末にODをして2〜3日入院しました。学祭の準備が連日深夜まで続く中、気付いたら先輩方と一緒に部屋にいるのに手元にあった新品の鎮痛剤の箱が空になっていました。気付いたら、と言うか、飲んでる自分を隣で見てる感覚があったんですけど、飲んでる人の顔が自分とは違う顔に見えていたので、そのあと暫く動き回って急な嘔吐感にトイレで吐いてそのまま搬送、という状態になってしまいました。
搬送先の病院では、わりとしっかり何を飲んだとかの質問に答えていた覚えがあります。鎮痛剤を持っていた理由を聞かれた時、
「肋骨が痛くて病院に行ったら、ただの成長痛だと言われたんですが、痛みが我慢できないことがあるので持ってました」と僕が言うと
「成長痛?君の歳でもうそんなんないでしょ」と言われたのが、笑われてるように感じたし嘘をつくな、と言われているような気がしました。それに、翌日丸一日の記憶はないんですが、看護師さんによれば普通に起きていたそうです。翌々日には、担当医に
「やったの初めてじゃないでしょ。こんなに飲むなんて正気じゃないよね。いけないことって分かってるんでしょ?」
と言われました。初めてです、と言ったんですが、ふーん、の一言でおしまい。勿論、今回が初めてだったし、いけないことなのも分かってます。

もともと中学生くらいの頃から、声が聞こえる、気付くと帰宅しているとか、自分に覚えはないのに知らない相手が親しそうにしてくるなどがあって、疲れてたんだ、人間違いだと何かと理由を付けて高校時代もそうやってきましたが、自分の行為を隣で他人の行為として見ている、と体験してからなんだかそれが怖くなりました。

僕は小学3年生の頃から何度か持病の喘息で肺炎を起こし入院しています。初めての入院で、運動会直前に2週間もみんなから離れていたせいか、その後なんとなく輪の中に入っていくのが苦手になってしまいました。それは今でもすで、気付けば当たり障りのない笑いで【相手に合わせた自分】でいることがほとんどです。
寮生活の現在、同じ階に住んでいる同級生に聞くと、僕は時々子供みたいに一生懸命遊んでいたり、やたらと男性的な態度で一緒に入浴するのを嫌がったり、無口になって部屋から出てこなかったりするらしく、九月の入院後から酷くなったそうです。ですが、僕自身にそんな覚えはないし、丸一日寝ていた、なんてことがしょっちゅうです。でも、寝ていたと思っていた日の分の講義のノートが知らない字で部屋にあったりします。
これってなんなんでしょうか

まとまりのない文章で長文失礼しました。
Posted by ツガ at 2013年11月21日 12:42
書き込みありがとうございます。
大きくは、「同一性の障害」を持たれている方なのだろうと推測しました。

それが、「性同一性の障害」なのか、「アイデンティティという意味の同一性の障害」なのか、「人格的な同一性の障害」なのかはわからないのですが、いずれにせよ、自分という感覚がしっくりこないという意味では、苦痛を感じながら生きているのではないかと思いました。

書かれている内容からは、境界性パーソナリティ障害なのか、解離性同一性障害なのか、という質問として読ませていただきました。私は医師ではない上に、ツガさんにお会いしていないので、なんとも言ってはいけないのですが、

>寝ていたと思っていた日の分の講義のノートが知らない字で部屋にあったりします。

気を利かせた同級生がノートをとっておいてくれたのでなければ、この文章は、解離性同一性障害の方が訴える内容に一致します。特に「知らない字で」がポイントです。
精神科に受診する際は、そのエピソードは話した方がいいと思います。
Posted by モンキークリニック所長 at 2013年11月27日 14:57
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