いじめ

n1.png「あたし、エコってかわい子ぶってるから嫌い」

t1.png「あんたがあの子のこと嫌いなのは知ってるわよ。だから何?」

n1.png「明日っから無視しようよ」

t1.png「いやよ。そんなことしている暇があったら勉強するわ」

n1.png「だって、ぴす子の悪口言ってたよ」

t1.png「あんたいい加減、適当なこと言うのやめたほうがいいよ」

n1.png「ふーん。あたしよりあの子のほうを信用するんだね」


かうんさるーから一言
c3.png「いじめは巧妙に定義をすり抜けて陰湿になってる気がするな」

森田洋司(1986)の操作的定義
@同一集団内で
A相互作用過程において
B優位に立つ一方から他方へ
C意識的あるいは集合的に行われる

文部科学省(1995)による操作的定義
@自分より弱い者に対して一方的に
A身体的、心理的な攻撃を継続的に加え
B相手が深刻な苦痛を感じているもの

文部科学省(2007)による操作的定義
@当該児童生徒が一定の人間関係のある者から
A心理的・物理的な攻撃を受けたことにより
B精神的な苦痛を感じているもの

かうんさるー(2010)の操作的定義案
A:集団 B:より少数の集団あるいは個人
@AがBに行うもので
AA内で意思が共有され
BBに接する際の言動が決定、実行され
C反復性(2回以上)と継続性(2日以上)があり
DBが不快に感じている
以上、5つの内4つが当てはまればいじめと定義したい。基本的には質ではなく量を判断基準とする。一対一や単発性のものはいじめとは呼ばず、嫌がらせという問題行動として取り扱う。攻撃的な行動だけではなく全ての行動をその対象とすることで、いじめの形態の変化にも対応してゆける。5つの内4つとしたのは、1つが巧妙に隠蔽されていても定義づけられるようにするため。みんなはどう考える?
この記事へのコメント
いじめはいじめられている方に問題があるとなってしまうのはどうしてなのでしょうか。というかいじめられっこが孤立してしまうのはどうしてなのでしょうか。

孤立しやすいからいじめにあうのかなぁとか色々‥。

パワハラ、アカハラ、モラハラ、フレネミーだと、ハラスメントする側に問題があるという認識が出てきたように感じます。

でもいじめとなるとなんだか違ってくるように感じます。

昔いじめられっこ子、今、親になって、なんでだろう‥と感じています。


Posted by Sum子 at 2013年08月05日 18:35
一言でいじめと言っても様々なので、一概には言えないのですが思うところを少々。
パワハラ、アカハラ、モラハラ、フレネミーは、主に大人社会で用いられる言葉で、いじめは、主に子ども社会で用いられる言葉ですよね。
子どもというのは一定年齢まで、責任を親に肩代わりしてもらう存在なので、子どもに責任追及することは基本的にありません。
そういう視点から考えると、いじめる側も子どもだから、なかなかはっきりといじめる側に問題があると言えないという事情があるように思います。
逆に、会社での大人のいじめ、という場合には、いじめる方が悪いと言い切れる方が多いのではないでしょうか。
Posted by モンキークリニック所長 at 2013年08月29日 16:33
そうですね。いじめはこどものことですね。大人になっていじめっ子(本人はいじめた事は覚えていなかった‥それで余計にどうして?と思いました。)と話す機会がありました。

彼にもいろんな事情があったようです‥。(でもやだけど‥。)

大人も実は同じかな〜とか色々。自分に起きた事を理解したいと思ったり、今がよければもういいかと思ったり、大人と子どもの自分をいったりきたりで答えが欲しくなりました。
でもこれですっていうのはないんですね。

回答ありがとうございます。


Posted by Sum子 at 2013年09月02日 18:57
一般論で理解しようとしてもうまくいかないし、納得もできないものです。
ところが、カウンセリングを継続的に受けていると、「ああ!こういうことだったのか!」と合点がいくことがあります。それはアハ体験と呼ばれています。
なぜカウンセリングでそういうことが起きるかと言うと、専門家の力を借りつつ、一般論ではなく、しっかりと自分の身に起きたことを心の底から自分で理解していくからです。
いじめ加害者のことを理解しようとするのではなく、いじめ被害に遭った自分のことを理解するというのが、今できる、自分を大切にする行為だと思います。
コメントありがとうございました。
Posted by モンキークリニック所長 at 2013年10月09日 23:08
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