アスペルガー障害:大仰型

c2.PNG「モー先生は発達障害の子を受け持ったことがありますか?」

tm1.png「はい、最近ではクラスに2〜3人はいるという状態ですし」

c1.png「中でも印象的だった子はいますか?」

tm1.png「そうですね、特に記憶に残っているのは『三蔵法師』の子かなぁ」

c2.PNG「三蔵法師というと西遊記の?」

tm1.png「ええ。ただ、その子の場合、お供に誰もいない『孤高の三蔵法師』でしたが・・・」

c1.png「よければ、その子の話を詳しく聞かせていただけますか?」


モーモー教師の思い出
tm1.png「今思えば、あの子がアスペルガー障害の大仰型だったのかもしれません」

わたしが新米教師だった頃に出会ったある生徒の話です。
わたしが配属されていた中学校に、A君は転校してきました。
A君が転校してきた日の午後には、職員室は「西遊記の三蔵法師に似ている子が入ってきた」という噂でもちきりになりました。

実際に会ってみると、A君は身長が高く痩せていて、眼鏡をかけた角刈りの男の子でした。
身なりはとても清潔で、学生服には全く汚れがついていませんでした。
三蔵法師とは言い得て妙で、まさしくA君の顔立ちは菩薩顔としか言いようがありませんでした。
眉毛と目と鼻と口が全て線で描けそうな顔で、うっすらと微笑をたずさえているようにも見えました。総じて、ありがたい顔、と思ってもらえれば当たらずとも遠からずという感じだと思います。

すぐにA君の不思議な行動は皆の注目の的になりました。

最も他の生徒と異なっていたのは、A君は先生にだけでなく、クラスメイトにも敬語で話すという点でした。
両親にも敬語で話しているとのことで、どうやらA君は、話し方に限らず、何事にも融通を利かせるということができないということのようでした。

ある日の放課後、数人の生徒が、クラスで飼っていた亀をつついて頭を出し入れする様子を面白がって見ているということがありました。
すると、A君は彼らに近寄っていき、「そういうことは、人としてやってはいけないことではないでしょうか」と繰り返し注意をしはじめました。
ただ彼らの側に立ち、感情のこもらない声で、ひたすら同じフレーズを繰り返す、そんなA君に場の空気は次第に冷めて行き、生徒達は下校していきました。
わたしは「A君は動物が好きなんだね」と声をかけたのですが、A君から「いえ、動物は好きではありません。ただ、人として間違った行為だと思いましたので注意をさせていただきました」という思いもよらぬ無機質な答えが返ってきてしまい、大変戸惑ったことを覚えています。

しばらくして、『A君は赤信号を決して渡らない』という噂が流れました。
その後、『A君は横断歩道のないところも決して渡らない』という第二の噂が追加されました。
『A君は必ず立ち止まって頭を下げて挨拶をする』という第三の噂によって、噂の出所はみどりのおばさん達だということがわかりました。
礼儀正しいA君はみどりのおばさん達に大変気に入られていたようでした。
その後、第四、第五の噂が流れるのですが、からかい半分の生徒達も参入したためか、噂というより『A君は立ったまま寝る』といった都市伝説的なものになってしまいました。

A君の背筋はいつでもまっすぐに伸びていて、まるで背中に定規でも入れているかのようでした。
自転車に乗っていても背筋はまっすぐだったと生徒たちがA君の話で盛り上がっていました。
課外授業で行った劇場でもA君の背筋はまっすぐだったので、後ろの席の子が「A君の座高が高くて見えないよ」と文句を言っていたということも耳にしました。

休み時間になると、A君は古そうな漢文の本を読んでいました。
それだけでなく、帰宅後に漢文を写本することが日課になっているとのことでした。

A君の文字には丸みがありませんでした。
全ての線が直線で書かれていて、全ての線が必ずしっかり止められ、はねたり、流したり、つなげて書いているところがまるでありませんでした。
ノートの文字はどれも同じ大きさで、どの文字の横棒もノートの罫線に水平に保たれていました。
なのに、と言えばいいのか、だから、と言えばいいのか、とても読みづらい文字でした。

また、A君は文字を書くのがとても遅く、授業中、黒板を書き写すのに苦労していました。
たまに、「まだ書き写せていないので、もう少し消すのは待ってください」と言って先生を困らせていました。
そういう遠慮のないA君でしたので、休み時間になっても授業を終わらせない傾向のある先生には、「休み時間のチャイムが鳴りましたので、授業を終えてください」とはっきり伝えていました。
他の生徒に言われても気にしないような先生でも、A君のまったくもって正しい物言いには抗えず、次第に授業が延長されるようなことは減っていきました。
そういう面では、短く貴重な休み時間をつぶされたくない生徒達から、A君は絶大な信頼と尊敬を勝ち得ていました。

体育では、A君が全力で走っているのを誰も見たことがありませんでした。
サッカーの試合でも、A君は自分の立つ場所を決めていて、近くに来たボールを明後日の方向に蹴っては、元の場所に帰っていきました。
A君にとってサッカーとは、来たボールを蹴り返すことでしかなく、ボールをゴールに入れて点数を競い合うことなどには、まるで面白さを感じないようでした。
なので、A君は決して嫌われてはいませんでしたが、そういった皆でやることに関しては、いてもいなくてもどっちでも影響がない『おまめ』扱いをされていました。

図工の時間には、A君はきっと仏像を作るだろうと、皆で期待していましたが、残念ながらA君が作ったのは、かろうじて手足だとわかるものが4本ついている謎の動物でした。
誰かが「これは犬?」ときいたら、「まぁ、なんらかの生命体には間違いありません」という答えが返ってきたそうです。
A君自身にも、それが何なのかわからなくなっていたのかもしれません。

音楽の趣味をきくと、クラシック音楽という答えが返ってきました。
もう少し突っ込んできくと、坂本九さんの『上を向いて歩こう』も好きだと答えました。
その頃、時代はすでに平成でしたが、A君には確かに昭和の方が似合っていると誰もが納得しました。

音楽の授業では、A君はオペラ歌手のような発声で歌っていたようです。
しかし、音楽の先生曰く、「残念なことにA君には音程というものが存在していない」とのことでした。
声量があることが災いし、周りの皆もつられて音程が取れなくなってしまうので、音楽の先生は、A君を傷つけないように、「もう少し声のボリュームを落とすように」と優しく指導することに苦慮していたそうです。

いつからか、A君への質問タイムというのが流行しはじめました。

ゲームをしたことはあるかときくと、「お正月にすごろくをしたことがあります」という答えが返ってきました。
それによって、A君には昭和より大正の方が似合うんじゃないかという意見が出て、クラス全体が『A君には昭和が似合う派』と『A君には大正が似合う派』に分かれて勝手に議論したりして、A君のことはさておき、生徒達は休み時間を楽しく過ごしたりしていました。
テレビは見るのかという質問には、「18時から18時半には見ています」といったような答えが返ってきました。
どうやら見ているのはニュース番組だけのようでした。
A君はニュースを見ているよりも、むしろニュース番組に出てニュースを読むべきだというのが皆の共通の感想でした。言うまでもなく、A君に似合うのはNHKです。

A君は休み時間になると眼鏡をよく拭いていました。
ある日、クラスメイトがいたずらで、A君の眼鏡ケースを隠しました。普段はまるで動揺しないように見えるA君ですが、その時は意外なほど必死の形相で教室中を探し回っていました。
そのときのA君は、汗をかいて眼鏡が曇っていても、眼鏡を拭いているどころではなかったようでした。
いたずらをした生徒は、何かが怖くなったようで、「ごめん」と素直に頭を下げてA君に眼鏡ケースを返していました。
その日以降、クラスには「A君の眼鏡ケースには触れてはいけない」という暗黙のルールができあがりました。

丁寧な日本語を使い、古文にも詳しいので、A君は国語の先生には人気がありました。
習字の時間には、驚くほど質の良い筆を持参し、国語の先生がA君にいろいろと筆について教えてもらうという逆転した関係になっていることもありました。
でも、やっぱりA君はどんなに良い筆を使っても字が下手でした。

当時、アスペルガー障害という名称は誰も知りませんでした。

A君は多少からかわれることもありましたが、決して嫌われ者ではありませんでした。
ただ、卒業まで仲の良い友達はできませんでした。
A君にとって、学校とは友達と過ごす場所ではなく、学業を行うところという意味しかなかったように見えました。
そういう意味で、A君は一人で天竺を目指す三蔵法師であり、彼の側には孫悟空も沙悟浄も猪八戒もいませんでした。
それがA君にとって、残念なことなのか、むしろ望んでいたことなのかはわかりません。

A君は誰からの影響も受けないという姿勢でしたが、逆に、クラスメイトや先生の方がA君から気づかされたことは多かったように思います。最も大きかったのは次のことかもしれません。
・自分達がいかにルールを破っているかということ
・ルールというのは厳密に守りすぎるのも不都合だということ

最後に感想ですが、当時A君をいじめる子がクラスの中にいなかったということが、A君にとっても、生徒達にとっても最も幸いなことだったのだろうと思います。
願わくは、当時のクラスメイトがA君を排除しなかったように、今、大人になったA君の周りにも、そういう「違いを受け入れる」心の優しい人達がいてほしいなと思っています。

※この話はフィクションで、A君は架空の人物です。
この記事へのコメント
 初めまして。
モンキークリニックさんは大変参考になってます。
私の元カミさんはアルコール依存症でした。
他のサイトと違って具体例が的確で『そう、そう』と頷いてます。
私は素人ですが、アルコール依存症しかり他の依存症や新型うつと言われる症例や家族内の悲惨な事件など根本が同じに見えるのです。
もし根本が同じであれば、当事者や周りの家族が直に理解するのは難しいでしょうが、このモンキークリニックのサイトを訪れて一人でも多く何かに気付いて欲しいですね。

私は、所長さんの行動には賛同致します。特に小さな子供を救って下さい。

また、遊びに覗かせて頂きます。







Posted by 兎と禿 at 2013年02月26日 23:12
人格障害についてのブログを読んだりしています。
被害にあって人格障害に違いないといった内容も多いのですが
傷つく体験をしたので人格障害の特徴をあげ納得していき回避していく
そういったことも必要かと思いますが 
被害を受けた 人としての感情がないなど
偏見も多く生まれることを危惧しています。

虚言や攻撃を経験する場合が多いと思います。
嫌な経験からアスペルガーやサイコパスにまで話が及ぶ場合も多いです。

悪意を持っている と被害を受けたという人々は言います。

虚言や攻撃の背景にあるもの
アスペルガーやサイコパスと人格障害との関係
偏見や経験上そうに違いないといったような理解にならないような記事を
もっともっと書いていただけると
人格障害者に関わる側も当人も憶測でない理解の上で生きていけると思うのです。
Posted by 春 at 2013年02月27日 10:55
>兎と禿さん
行動に賛同します、という表現はなんて心強く、嬉しい言葉なんでしょう。
これからもなるべく具体的に、なるべく一般の方にわかりやすく書いていこうという気持ちが強まりました^^
コメントありがとうございました。

>春さん
本当にそうですね。被害に遭ったと感じる人のブログはパーソナリティ障害への偏見、仕返しに満ちていますし、パーソナリティ障害の当事者の方のブログは、問題行動や辛さばかりが前面に出すぎていて、努力していることや適応的な行動が書かれていることがとても少ないです。
偏見をなくせるような記事をもっと書いていきたいと思います。
ちなみにサイコパスは、現在ではパーソナリティ障害の一部とみなされます。反社会性パーソナリティ障害という診断名になると思います。ですが、サイコパスの方が古い概念なので、反社会性パーソナリティ障害の範囲に収まらないような特徴も含まれているので、ややこしいのです。新旧の概念をまとめるのはなかなか難しいですね。
精進します。コメントありがとうございました。
Posted by モンキークリニック所長 at 2013年03月04日 09:42
関わった経験上ですが、不安があったり自分が悪いと思えないので虚言や攻撃としてあらわれてくるように感じています。
記事のBPDの特長にもあるようにときどき いわゆる普通のときがあって そのときの対応はまともだし感じていることもわかるし、不安が見え隠れするとそこが本音だなと思うこともありました。
できてることも がんばっていることもたくさんあると思うのです。

被害にあったと思ってる人は 被害を受けたと思うだけのことはされているのでしょうが、所長さんのおっしゃるように仕返しに満ちていてたたきつぶしてやる勢いです。

パーソナリティ障害のほうへまともに怒りをぶつけてもなんにもならず 被害を受けた側の意識を変えないとなどと意見しようものなら被害者側が意識を変えるのはおかしい あなたは自己愛性人格障害などと言われてしまいます。

障害は反社会性をもつようになり恐ろしい存在だというようにごちゃ混ぜになっていくことも危惧します。

ふりまわされて悲しくて泣けてしまったり腹が立つことも多いのは事実だと思います。

だけど 「どうやって生きていったらいいかわからない」 と言ってるのを聴くときちんと相手を理解して向き合いたいなと思うのです。
Posted by 春 at 2013年03月04日 19:00
最近こちらのブログを見つけて、一気に読ませてもらいました。文章が丁寧でとても優しい感じでわかりやすいです。(*^v^*)

突然で申し訳ありませんが、実は気になってしょうがないので質問をさせていただけないでしょうか。

醜形恐怖症という病名がありますが、実際に容姿が悪い人間にはなんというのでしょうか。
私は実際に容姿が悪く、ですがこの病名と同じような感じがあります。この病気は実際はきれい、かわいい、ふつう、普通以上の容姿の方にしか言われないのでしょうか。
実際に醜い場合はなんといわれるのでしょうか。実際に醜い人にはカウンセラー、精神科の方は自殺かあきらめて生きるか、整形手術を勧めますか?
一応、wikipediaも見てみたのですがこのような回答をする方もいるようなのでどうなのかと気になりました。(コンプレックス(一部の醜さ)と気のせいの違いというものかもしれませんが・・・)

http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1343061253

ヒステリーもあり、精神科に通っていたのですが、あからさまに美人な患者さんとお医者様の態度が違ったので処方もそういうもの込みで見られているのかなあと思いましたので、通院をしていません。
Posted by zibu at 2013年03月06日 21:11
>春さん
春さんのようにパーソナリティ障害について理解しようとする人が増えればいいなと思います。一般の方の中にも、理解のある人がいると感じれば、パーソナリティ障害の方ももっと生きやすくなるはずです。
お互い、自分のできることをできる範囲でやっていけたらいいですね。コメントありがとうございました。

>zibuさん
ありがとうございます^^
さて、身体醜形障害は、実際に容姿が良いか悪いかは関係ありません。どの程度、気になっているかがポイントです。四六時中自分の醜さが気になっていたり、整形しなければ生きていけないと感じたりするかどうかです。あとは、人間関係がうまくいかなかったりするときに、ほとんどいつも「容姿が悪いからだ」という原因に結び付けてしまったりするようなら、身体醜形障害の可能性が高いです。

※yahoo知恵袋は、間違った回答がベストアンサーになっていたりするので、あまりあてになりません。
Posted by モンキークリニック所長 at 2013年03月14日 01:00
モンスターペアレントは、要するにパーソナリティ障害の人間による異常行動だと説明できるように
「いじめ」もまた、パーソナリティ障害によって、虚言を使った対人操作をされ
ターゲットが攻撃される現象である、と説明できてしまいますね。
で、あるから、もはや「いじめ」という言葉は必要ないと言えるでしょうか?

パーソナリティ障害者により、虚言、煽動という手段を用いて
深刻ないじめの被害を受けた場合、相手は病気だから悪意はない
理解すべき、などという論調で、いじめを問題化されなかったら
加害者救済を優先されてしまったら、
被害者救済の道は断たれてしまうことでしょうね。
そして、そんな風潮が優勢になったら、この世は悲劇だろうと思います。

春さんのおっしゃる、被害に合った方のブログ、もしかしたら私も同じものを読んだのではないかと思います。
そこでは、加害者に悪意があるとは言っていなくて
加害者の攻撃内容が悪質なので、許せないと言っていたように思います。

パーソナリティ障害者によって、甚大な被害、損害を受けたり
人生を破壊されかけた被害者の方の言葉は、ブログも含め
仕返しというより、卑劣な行為を許さない、という強い意思表明であるように思えます。
そういう情報提供により、助けられている人がいます。
無知による、被害拡大を防ぐ役割も大きいと思います。

悪意の有無、病気に関わらず、卑劣な行為は卑劣な行為ですし、いじめはいじめです。
病気だから理解すべき、という言葉で、被害者を泣き寝入りさせるよう促したり
被害を矮小化するように話を持って行くのは、ちょっと違うのではないかな?と感じました。
Posted by X at 2013年04月19日 23:18
三蔵法師のA君。私こんな感じです。
物語上のA君はどうか分かりませんが、私の場合は奇妙な言動を自覚し、また意識して行う場合もあります。
対人に置いては「相手の意図」を読み取れても
言葉を額面どおり受け取るように努めています。
アスペルガーの可能性あるのでしょうか。
過去には人格障害等を疑って心療内科や精神科を受診してますが「全然その様子は無い。」の診断結果でした。
非常に辛いのですが「問題なし」とう言うことではどうしようもなく困っています。
(このサイトで相談する事が不適切であったならスルーないし削除して下さい)
Posted by GO.V at 2013年04月21日 05:42
>Xさん
書かれた内容自体には概ね同意できます。卑劣な行為は卑劣な行為です。パーソナリティ障害であっても、法を犯せば逮捕されるでしょうし、訴えられて然るべきだと思います。一方、被害に遭われた方は大変辛い思いをされるので、被害者支援が優先だとも思っています。ただし、双方が被害者だと感じている場合もあるので、一概に加害と被害を決めつけることはできないと思っています。
きっと、Xさんは日ごろから、いろいろ思うところがあって、こういうコメントになってしまったんだろうなとは思いますが、それゆえ、ちょっとずれているなと感じます。
1)文章的に「あの人はパーソナリティ障害だ」は「あの人はモンスターペアレントだ」に言い換えられますが、「あの人はいじめだ」とは言い換えられません。つまり、モンスターペアレントという性質を表す言葉とは異なり、いじめは構図を示す言葉なので、必要な言葉だと思います。
2)いじめ問題は、必ずしも加害者らがパーソナリティ障害者であるとは言えません。集団の力が大きく作用していたり、成長期の一過性の問題行動がいじめに結びつく場合もあります(18歳未満には、パーソナリティ障害とは診断しない場合が多いです)。
3)ここでは、いじめの話をしていないし、加害者支援を優先しましょうとも言っていません。被害者を泣き寝入りさせることも、被害を矮小化するよう話を持っていってもいません。
Posted by モンキークリニック所長 at 2013年04月27日 13:20
>GO.Vさん
アスペルガー障害の方でも、知能指数(IQ)が140を超えるくらいだと、自分の言動を把握し、対処行動をとれるようになる場合があるようです。可能性が有るか無いかということなら、A君に似ているようなら、可能性はあると考えておいた方がよいと思います。
ただ、カウンセリングでは、障害の有無を確認せずに、主観的な辛さを解消していくことを目的とすることがあります(もちろん、障害の有無がはっきりしていた方が対処しやすい場合も多いですが)。病院ではなく、カウンセリングという手段も検討してみてください。
Posted by モンキークリニック所長 at 2013年04月27日 13:40
返信して下さりありがとうございます。
現在アラフォーで会社経営をしてました。
学生の頃から応用力の高さを先生から評価されていたり、また単調な作業は苦手としていた点などからアスペルガーの枠から外れていると考えていました。(IQは130弱です)
自分の判断・主張が正しいことが多くいつも「自分が間違っているのならどれだけ楽な事だろうか」と思っていました。精神科でも「精神病も人格障害の疑いは全く感じられない」と言われていたので、今回先生がアスペルガーの可能性がある(ないわけではない)の言葉に非常に(不謹慎かもしれませんが)心躍っています。時間を見つけてカウンセラーを探し、行ってみます。
Posted by GO.V at 2013年04月27日 14:15
診断名にとらわれず、今後、生きやすくなるように一緒に考えてくれるカウンセラーが見つかるといいですね。
コメントありがとうございました。
Posted by モンキークリニック所長 at 2013年05月07日 12:12
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